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昭和史のかたち

年賀状文化=保阪正康

コラージュ・清田万作 写真は(左から)豪雪で2階の窓へ配達される年賀状=金沢市で1961年▽伊丹万作映画監督▽年賀状の配達に向かう郵便局の社員=熊本市で今年

友人の人生と伊丹万作の言葉

 年賀状については、功罪相半ばする論が叫ばれてきた。虚礼廃止の折あまり意味がないのではないか、あるいは、年に1回お互いの安否を確かめ合う意味がある。それぞれがうなずける理由である。しかし私自身に限って言えば、今年は年賀状の意義が改めて確認され、どちらかといえば前者から後者に大きく傾くことになった。

 いわば年賀状文化とでも言うべきものが存在するのではないかとの実感である。

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