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精神医療センター

鑑定入院のブラジル人逃走 名古屋

愛知県精神医療センター

 13日午後0時40分ごろ、名古屋市千種区徳川山町4の愛知県精神医療センターに鑑定入院していた20代のブラジル人の男が、センターから逃げ出した。男は愛知県内で昨年7月に全治1カ月のけがをさせる傷害事件を起こしたが、心神喪失を理由に不起訴となっていた。愛知県警が行方を追っているが、14日午前0時現在、見つかっていない。

 センターなどによると、センター2階から人が飛び降りて走っていくのを看護師が目撃した。その直後、センターから北へ600メートルほど離れた交差点でたばこを吸いながら歩いている男を職員が発見。声を掛けると、男はサンダルを脱ぎ捨て、裸足のまま逃走。交差点から約200メートル西側の墓地へ逃げ込んだ後、行方が分からない。

 男は身長180センチ程度、中肉で短髪。黒っぽい服装とみられる。センター内から凶器になるような物を持ち出した形跡はないという。男は入院中、落ち着いた状態だったという。

 男は不起訴となった後の昨年12月7日、医療観察法に基づき、入院や通院が必要か見極めるために入院していた。病棟は出入り口に鍵があり、自由に出入りはできない。逃げ出したとみられる2階トイレの窓の金具が壊されていた。【道永竜命】

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