永井豪氏(72)の画業50年を記念して製作された「劇場版 マジンガーZ/INFINITY」が13日、初日を迎えた。東京・銀座の丸の内東映(1)には永井氏をはじめ、主題歌を歌う“アニキ”こと水木一郎(70)や主人公の兜甲児を演じた森久保祥太郎(43)、ゲスト声優の宮迫博之(47)らが集結し、ファンに迎えられた。
漫画連載とアニメ放送開始から45年を経て誕生した待望の新作。永井氏は「自分が見たかったのはコレだ。森久保さんの“マジン・ゴー”にはしびれた。脳天に来ました!」と興奮気味に話した。
水木も「感動の一言。四十何年も歌ってきましたが、一回忘れて、新曲のつもりで歌った」と熱弁。その後、主題歌を披露するサプライズがあり、観客も一体化。劇場がコンサート会場に変わった。
舞台あいさつが終わると、永井氏はスポニチが公開を記念して製作した「マジンガーZ新聞」を手にして笑顔。「スタッフも喜んでいます」と“出来栄え”に太鼓判を押した。(スポニチ)