メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

論の周辺

戦後を照らし出す回想録

 ドイツ文学者でエッセイストの池内紀さんが、「自伝的回想録」と銘打った著書『記憶の海辺』(青土社)を出した。池内節ともいうべき個性的な文体の妙味を存分に楽しめるエッセー集だが、副題にあるように「一つの同時代史」でもある。1940年生まれの著者がたどってきた人生の軌跡とともに、戦後の日本と世界の動きがいっぷう変わった角度から光を当てられ、浮かび上がってくる。

 最初の章は「38度線」。池内さんが10歳になる50年に勃発した朝鮮戦争のことが語られる。ただし、語…

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 過激ゆるキャラ「ちぃたん☆」に頭抱える高知・須崎市 「観光大使」自称
  2. 稀勢の里引退会見「土俵人生に一片の悔いもない」
  3. 横綱・稀勢の里引退 初場所3連敗、再起ならず
  4. ミニスカ「性犯罪誘う」に批判 菅公学生服が不適切表現を謝罪
  5. 広河氏「セクハラ、立場を自覚せず」 写真界の「権力者」暴走の背景は?

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです