おおい町

町幹部研修の半分は観光地 公費と関電負担で

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 福井県おおい町が昨年10月、原子力施設視察などの目的で幹部職員ら20人を青森県に派遣した研修で、2泊3日の日程の半分が観光地だったうえ、全ての朝食と昼食、初日の酒代を含む夕食を公費で賄っていたことが町への取材で分かった。全行程に関西電力大飯原発(おおい町)の社員計4人が同行し、原子力事業の理解活動の一環として関電が現地のバス代金の3分の2を負担していたことも判明した。

 町によると、研修には副町長や教育長も含め課長級以上の幹部ほぼ全員が参加。2班に分かれていずれも10月の平日に行われた。2班とも、青森県六ケ所村にある日本原燃の使用済み核燃料再処理工場や同県むつ市の会社「リサイクル燃料貯蔵」などを視察したが、2日目午後以降は奥入瀬渓流や恐山などの観光地を見学した。

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