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阪神大震災23年

「焼け野原」最後の追悼 41人が犠牲

神戸市長田区の野田北部自治連合会が開いた最後の追悼式で、ろうそくに灯をともして犠牲者の冥福を祈る近隣住民たち=神戸市長田区の大国公園で2018年1月17日午前5時26分、黒川優撮影

神戸市長田区の野田北部地区

 ほぼ全域が焼け野原となり、住民41人が死亡した神戸市長田区の野田北部地区。地元の大国公園で17日、野田北部自治連合会による追悼集会があった。地域の高齢化などによって、自治連合会主催の集会は今年で最後となる中、近隣住民ら約140人が追悼のろうそくを手向けた。

 自治連合会側は式開催を別の団体に引き継ぎたい意向だが、見通しが立たないという。今年の開催を取り仕切った大坪定義・会長代行(81)は「私の代で式を休止してしまうのは心残りだが、これ以上の継続は困難だった」と残念そうに話した。

 集会では地震発生時刻に合わせて住民らが黙とう。地元の市立だいち小学校の児童約30人が震災復興を願う歌「しあわせ運べるように」を合唱した。

 初めて集会に参加したという、市立だいち小5年の奈良一平さん(10)は「次に大きな地震が起きたときに亡くなる人が少なくなるように」と祈りながらろうそくをささげていた。【黒川優】

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