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高田守先生の生き物語り

(番外編)完璧すぎる時間感覚

北海道のウトナイ湖に飛来した渡り鳥=2016年10月、福島英博撮影

 新年を迎え、いかがお過ごしだろうか? 現代に生きる我々は、毎年決まった時期にお正月やお盆などの行事をこなしながら生活している。決まった日に、特定の行動をするために、我々はカレンダーを見てスケジュールを確認する。裏を返せば、カレンダーを使わなければ、今日が何月何日なのか分からなくなってしまう。

 正確に時期を把握することは、多くの生き物たちにとっては「うっかり忘れてしまいました」では済まない死活問題だ。決まった時期に繁殖したり、巡ってくる冬に備えたりすることができなければ、子孫を残すことができない。そのため、多くの生き物には、時期を把握する能力が備わっている。気温や昼夜の長さ、月の満ち欠けの情報を基に時期を把握する生き物がいる一方、完璧な時間感覚を持つ生き物もいる。彼らは、昼夜の長さが常に同じで一定の温度下に置かれても、リ…

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