メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

今どきの歴史

三角縁神獣鏡、製作地論争 画期的「国産説」の登場

湯迫車塚古墳(岡山市)出土の三角縁神獣鏡の鋸歯文。3面とも型が違う鏡なのに、砥石による仕上げ加工痕が酷似している=鈴木勉氏提供

 三角縁神獣鏡という、古代史の世界で特に目立ってきた鏡がある。鏡の縁の断面が三角形で、神や神獣の図柄をもつ。やっかいな鏡ともいえ、製作地が中国(魏)か日本国内かをめぐり、100年も議論になっている。

 魏鏡説では、倭(わ)国(邪馬台国はその都)の女王卑弥呼の鏡とも呼ばれる。魏志倭人伝によれば、3世紀、卑弥呼は魏に使者を送り、贈り物をもらった。そのリストに「銅鏡百枚」とあり、魏の年号入りの品も含むこの鏡を指すと考えるのだ。

 近畿地方が分布の中心なので邪馬台国畿内説の論拠にもなるが、重大な弱点がある。100枚どころか500…

この記事は有料記事です。

残り1335文字(全文1596文字)

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 群馬ヘリ墜落 115キロの急加速 通信途絶える20秒前
  2. 石塚運昇さん 食道がんのため68歳で死去 「ポケモン」ナレーション 「ジョジョ」ジョセフなど
  3. アメフット 日大の宮川選手が復帰を検討 チーム訪れ謝罪
  4. 訃報 ソウルの女王 アレサ・フランクリンさん76歳
  5. 富士山測候所 日誌を廃棄 68年間つづった貴重な40冊

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです