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特集ワイド

異動の季節に考える、会社人生の岐路 しがみつくか、新たな道選ぶか 結局頼れるのは自分だけ

職場に向かう通勤者たち。出世できなければ、結局は「ポイ捨て」の運命なのか(本文とは関係ありません)=東京都千代田区で、梅村直承撮影

 このまま会社人生を全うすべきか、それとも、新たな道を切り開くべきか。40~50代ともなれば会社や組織でのポジションも見通せるようになり、定年後の人生を意識し始めるのではないだろうか。春の人事異動が気になる季節。人生の岐路で、「決断」した人らの話からヒントを探る。【鈴木美穂】

 「出世もできず、埋もれていくのかな……」。東京都内の大手メーカーに勤務する正社員の男性は50歳を目前にした今、やるせなさを抱える。営業職として契約額は職場でもトップクラス。幾度となく社内賞も手にした。「文字通り、靴底を減らし、数字をとり続けてきた」との自負がある。

 だが、大卒でないせいか、出世競争に乗り遅れたと思う。大卒の同期に昇進で先を越され「年下の上司に指示…

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