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Wi-Fi

都立高に 生徒のスマホを授業で活用へ 来年度から試験的に10校 /東京

 生徒の私有のスマートフォンを授業で活用しようと、都教育委員会は来年度から、都立高に公衆無線LAN「Wi-Fi(ワイファイ)」の設置を目指す。まず試験的に10校にWi-Fiを設置し、全校に広げていくかどうかを検討する。公立校へのWi-Fiの導入は全国的にも珍しいという。教員の長時間労働が問題になるなか、働き改革につながる可能性もある。

     都教委は2016年度から、三鷹中等教育学校(三鷹市)と光丘高校(練馬区)の2校を「ICT(情報通信技術)パイロット校」とし、生徒にタブレット端末を貸与して授業や宿題に活用している。授業でクラス全員の意見をスクリーンにまとめて投影できるほか、体育や部活でボールの蹴り方や跳び箱などがうまくいかない場合、動画を撮影して動きをチェックするなど、さまざまな教科で活用しているという。

     また、端末を使うと○×形式や記号式のウェブテストは瞬時に採点できるため、生徒はテスト直後に見直しができるという。教員にとっても、採点の時間短縮につながったり、宿題をタブレットを通じて集めたりすることができ、働き方改革につながる効果も期待できるという。

     都教委などが16年に行った調査の中間結果によると、都内の高校生のスマホ所持率は約96%だった。教育現場でのICTの活用が広がっているが、タブレット端末を生徒に1台ずつ貸与するには多額の予算が必要のため、生徒の私有スマホを活用することを考えた。Wi-Fiの導入費用として、来年度予算案に2億3000万円を計上した。

     一方で、授業時間はスマホを出さないよう指示している学校が多数といい、生徒が授業中にスマホでゲームや関係のないサイトを見ることをどう規制するかなど、ルール作りも必要になる。担当者は「課題もあり、効果も含めて全校に広げるかどうか慎重に検討したい」と話している。【柳澤一男】

    〔都内版〕

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