メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

松尾羊一のめでぃあ亭

デンスケはラジオの鉛筆だった

 放送局、といえば当時(1950年代)はラジオ局である。テレビはまだ開局したばかりの時代の話だ。報道部に配属されるとデンスケ(携帯録音機)を渡された。

 その頃、日活アクション映画で石原裕次郎が放送記者に扮(ふん)して麻薬密売組織の一味と大立ち回りを演じるシーンがあった。肩にかけたデンスケを振り回すと、悪者はバッタバッタと倒れる。進行中の貨車にデンスケを放り投げ、裕次郎も陸橋から飛び降りセーフ。観客の私は「うそつけ、あんなことをしたらデンスケは使いものにならない。デタラメ映画め!」とつぶやいた。

 新聞記者が鉛筆で書くように、放送記者はずっしり重いデンスケで取材。渦中の政治家やタレントを追い、ヘ…

この記事は有料記事です。

残り499文字(全文798文字)

24時間100円から読める新プラン!詳しくは こちら

いますぐ購読する

または

毎日IDでログイン

関連記事

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 金曜ロードSHOW! 「ファインディング・ドリー」地上波初放送 ニモと暮らすドリーの冒険ファンタジー
  2. 東京湾 クジラ目撃情報 ゲートブリッジや葛西海浜公園で
  3. 大阪震度6弱 ブロック塀危険性 外部専門家が2度指摘
  4. 大阪震度6弱 最先端の電子顕微鏡が損傷 大阪大
  5. 三井不動産 「名古屋三井ビル北館」着工を発表

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです

[PR]