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南ア

ケープタウン水不足「100年に1度」の危機的状況

水位が下がり干上がったケープタウン近郊のダム=南アフリカで2017年11月8日、ロイター

 【ヨハネスブルク小泉大士】風光明媚(めいび)な観光地として知られる南アフリカ南西部ケープタウンで干ばつによる水不足が深刻化している。「100年に1度」の危機的状況とされ、4月下旬までに枯渇する恐れが高まっている。

     ケープタウンは現在真夏で、乾期(11~3月)の最中。ここ数年は降水量が少なく渇水が続き、2017年初めごろから状況が深刻化していた。地元紙によるとデ・リル市長は今月中旬、このまま雨が降らなければ「4月21日には蛇口から水が出なくなり、市民は給水所に並ばなければならない」と警告した。

     昨年から市民に対し水まきや洗車を禁止し、シャワーも2分以内とするなど節水を呼びかけてきたが、ダムの貯水率は3割を切って危険水域に達している。

     1日の水道使用量は1人87リットルまでに制限されていたが、デ・リル市長は18日の記者会見で、2月からさらに4割削減し50リットルとする方針を表明。超過した場合、使用量に応じて料金を最大約7倍に引き上げるという。

     ケープタウンは美しい自然やビーチ、郊外にあるワイナリーなどが人気で、16年には国内外から約360万人の観光客が西ケープ州を訪れた。

     市長の報道官は「観光客はこれまで通り歓迎する」と語るが、主要産業の観光業にまで影響が拡大することが懸念されている。

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