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訃報

後藤哲也さん86歳=黒川温泉を全国に売り出し

後藤哲也さん=熊本市で2015年、柿崎誠撮影

 熊本県南小国町の黒川温泉を全国有数の観光地に育て上げた老舗旅館「新明館」元社長、後藤哲也(ごとう・てつや)さんが22日、肺炎のため亡くなった。86歳。葬儀は既に営んだ。自宅は非公表。喪主は妻智子(ともこ)さん。

     15歳で農業学校を中退し家業の新明館に入った。露天風呂に着目し、1950年代半ばに裏山を掘削し洞窟風呂にすることを計画。周囲は反対したが、金づちとノミで自ら掘り進め、約10年後に完成した長さ約30メートルの洞窟風呂は評判になった。

     85年には黒川温泉観光旅館協同組合理事になり、四季の変化を楽しむ雑木林を整備するため86年から植樹に着手した。87年には景観づくりのために各旅館の看板を統一。さらに旅館3軒の露天風呂を楽しめる「入湯手形」を発売し、黒川温泉全体を「いやしの里」として売り出した。2003年には国土交通省の「観光カリスマ百選」に選ばれた。

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