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草津白根山

本白根山の火口底に積雪…取材ヘリから

本白根山の山肌にあいた複数の噴火口=群馬県草津町で2018年1月28日午後1時23分、本社ヘリから長谷川直亮撮影

 23日に噴火した草津白根山の本(もと)白根山(群馬県草津町、2171メートル)の火口の底に積雪が見つかった。山頂上空から毎日新聞の取材ヘリで28日、確認した。専門家は「火砕流の痕跡が見えず小規模な噴火」と指摘している。

 取材ヘリからは直線上に並んだ三つの火口が確認でき、うち一つでは大きな亀裂が入るように山肌がえぐれていた。火口周辺の木々は倒れ、火口の底には積雪が確認できた。噴煙などは上がっていなかった。

 専門家らでつくる火山噴火予知連絡会によると、火口は東西約500メートルの範囲に広がり、複数に連なる火口は火口列で水蒸気噴火ではよくみられるという。予知連の石原和弘会長(京都大名誉教授)は「火口周辺の地表温度も高くなく小康状態のようにみえるが、今後も火山ガスや地表温度の変化を監視する必要がある」と話す。

 気象庁は今後も同規模の噴火が起こる可能性があるとして、火口の2キロ圏内は噴石が飛ぶ恐れがあり引き続き警戒を呼びかけている。【鈴木理之、長谷川直亮】

噴石の飛散などドローンで調査 国交省

 一方、国土交通省は28日、噴火の状況を調べるため、小型無人機「ドローン」を使って本白根山の火口付近を調査した。撮影した動画は国交省で分析するほか、気象庁や草津町に提供する。早ければ29日から国交省利根川水系砂防事務所のホームページで公開する。

 23日の噴火発生後、ドローンによる調査は初めて。約5時間半かけて、立ち入りが規制されている火口付近の鏡池の2キロ圏内で噴石の飛散状況や範囲などを撮影した。【鈴木敦子】

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