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シャンシャン

開園前に1200人が列 きょうから先着順

ジャイアントパンダのシャンシャン(手前)と母親のシンシン=東京都台東区の上野動物園で2018年2月1日午前9時4分、長谷川直亮撮影

 上野動物園(東京都台東区)で生まれたジャイアントパンダの雌の子ども「シャンシャン(香香)」の公開方法が1日、抽選から先着順に変わった。変更に伴い、観覧時間が4時間半から7時間に拡大され、観覧者も約3600人から約9500人に増えた。「狭き門」が広げられ、1日は早朝から開園を待ちきれない約1200人の観覧希望者が未明から同園前に長い列を作った。

 シャンシャンは昨年12月、母親の「シンシン(真真)」と同じ展示場で公開が始まった。体調への影響を考慮し、観覧時間と観覧者の制限が設けられていた。

 一番乗りした埼玉県所沢市の駿河台大学教授、天野宏司さん(48)は「午前3時から並んだ。シャンシャンが見たくて応募し続けたけれど、なかなか当たらなかった。やっと見られるのでうれしい」と笑顔で話した。

 開園と同時に園内の五重塔前で整理券が配布され、ここでも長い列ができた。

 1人当たりのシャンシャンの観覧時間は、これまで通り1~2分だが、1日からは屋内だけでなく屋外放飼場も公開された。シャンシャンは木登りをしたり、丸太を転がしたりして遊ぶなど屋外で活発に動き回り、来園者との間のガラスに近寄る場面も。この日は都内の私立中学で入試が始まり、学校が休みになったため訪れた子どもたちの姿もあった。

 午前6時から並んだという神奈川県の大学生、澤井あみさん(21)は「抽選に応募したけどすべて外れてしまったので、絶対に来ようと思っていた。やっと見られた。ふわふわでかわいかった」と顔をほころばせた。

 1月3日にも抽選に当選してシャンシャンを見に来た千葉県の主婦、飯室成美さん(50)は、開園と同時に整理券の配布場所まで走った。「一刻も早く見たかった。一回り大きくなって、しっかり歩けるようになっていた。動物園の年間パスポートを買って、1年間成長を見ていきたい」と話していた。

 先着順での公開が始まったことについて、同園の渡部浩文副園長は「整理券の配布もスムーズにできて、大きな混乱はない。これから半年くらいはシャンシャンも成長期なので、多くの方に見ていただければ」と話した。

【柳澤一男、円谷美晶、五味香織】

ジャイアントパンダのシャンシャンを見るため上野動物園の前に列を作る大勢の人たち=東京都台東区で2018年2月1日午前9時23分、長谷川直亮撮影
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