メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

今週の本棚

海部宣男・評 『ゲノムが語る人類全史』=アダム・ラザフォード著

 (文藝春秋・2430円)

遺伝子は可能性に過ぎず、運命ではない

 二〇〇一年、米・英が十年と三十億ドルをかけた「ヒトゲノム計画」の成果が公表された。初の「ヒトの遺伝子地図」は、三人のヒトの塩基配列を示す、膨大な文字列。遺伝的な意味は、まだほとんど不明だった。ヒトは約二万個の「遺伝子」を持っていたが、それはゲノム(後述)全体のわずか二%以下で、ゲノムは重複と無駄だらけに見えた。

 だがこの計画が巨大な一歩だったことは、間違いない。何よりヒトの全ゲノムの文字列が、国際的に公開され…

この記事は有料記事です。

残り1218文字(全文1456文字)

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 卓球 福原愛が現役引退を表明 自身のブログで
  2. 卓球 福原愛さん引退 中国、台湾でも高い関心
  3. 渋谷 ドリームアミさんに歓声 文化村通りで路上ショー
  4. プリンセス駅伝 ワコールが1位 三井住友海上は途中棄権
  5. 福原愛 台湾で結婚披露宴 「試合より緊張する」

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです