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鴻巣友季子・評 『おらおらでひとりいぐも』=若竹千佐子・著/『百年泥』=石井遊佳・著

 ◆『おらおらでひとりいぐも』若竹千佐子著(河出書房新社・1296円)

 ◆『百年泥』石井遊佳著(新潮社・1296円)

言葉とアイデンティティの齟齬めぐる物語

 第一五八回の芥川賞をダブル受賞した二作である。若竹氏、六十三歳、石井氏、五十四歳での受賞だ。かつて、綿矢りさと金原ひとみが最年少ダブル受賞で空前の話題を集めたが、今回は、最年長とは言えないまでも、かなりの“熟年コンビ”である。

 宮沢賢治の「永訣(えいけつ)の朝」からタイトルを引いた『おらおらでひとりいぐも』は、七十四歳の女性…

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