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描かれた鉄路

今回の作品 映画『家族』 監督・山田洋次 東海道新幹線など ぐったり疲れた庶民

夕闇迫る中、終点の東京へ向けて力走する上り東海道新幹線。激しい疲労のため車中で眠り込んだ風見一家だが、東京ではさらなる苦難に見舞われるのだった……=東京都品川区で、鶴谷真

 小学生たちが寒風をものともせずボール遊びに興じている。ここは東京都品川区の丘の上にある児童公園。もう夕暮れだ。親が呼んでいるのだが「あと10分!」と繰り返して、なかなか帰らない。フェンスの向こうをピカピカの東海道新幹線が行き交う。山田洋次監督の代表作のひとつ「家族」(1970年)を思う。そこに登場する新幹線の車中では、主人公の一家はぐったり疲れていた。

 時は70年春。風見精一(井川比佐志)と妻民子(倍賞千恵子)、長男の剛と赤ん坊の早苗、精一の父源造(…

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