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岡山県議米国視察

報告書の不備認める 同文章や変換ミス

 岡山県議13人が昨年度に公費で実施した米国視察に関し、提出されたほとんどの報告書に同じ文章や変換ミスがあった問題で、13人は9日、毎日新聞などの取材に対し、報告書の不備を初めて認めた。今後の報告書作成の在り方について「見聞した事実や、見聞の結果得た感想や教訓を重点にまとめる」とし、改める考えを示した。

     毎日新聞、朝日新聞、読売新聞、中国新聞の4社は先月31日、今回の米国視察について伊藤文夫議長宛てに質問状を提出。報告書作成の経緯▽作成に関わった人物▽報告書の訂正や作成ルール見直しの考えの有無--などを尋ねた。県議13人は、視察の団長を務めた千田博通議員(自民)ら13人全員の連名で文書により回答した。

     報告書には「コレクション」とすべきところを「これ区書」とするなど10人以上が同じ変換ミスをしていたが、回答では「単純なチェックミスであり遺憾」と述べた。ほとんどの報告書に同じ文章があったことについては「共同調査であるので許されると考えた」としつつ、今後は見直す考えを示した。ただ、明文化したルールを作るかどうかは「今後の検討課題」と述べるにとどめた。

     また、インターネット百科事典「ウィキペディア」などネット上の文章と同一の表現を使っていたことについては「著作権法上問題があるとの認識はなく、遺憾。引用先を書くなどして適切に対応する」としている。一方、報告書作成の詳しい経緯については答えなかった。

     県議13人は2016年11月、米国のワシントンDCやニューヨーク市などを10日間の日程で訪問。費用は公費が充てられ、計約1446万円が支出された。【竹田迅岐】

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