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今週の本棚

加藤陽子・評 『告白 あるPKO隊員の死・23年目の真実』=旗手啓介・著

 (講談社・1944円)

停戦合意が破られた正真正銘の戦場で

 今や世界は、冷戦が終結しアメリカ一強となった時代から、大国間の対立の時代へと移行したようだ。英誌『エコノミスト』最新号も、「次なる戦争」と題した特集を組み、大国間戦争の時代が再びやってくる可能性が高まったと分析した。

 ひとつの時代が終わろうとしている今、私たちがぜひとも思い出し、検証しておくべき、冷戦終結直後の一つの歴史が、本書によって解き明かされた。ご記憶だろうか。1992年、宮澤喜一内閣がPKO(国連平和維持活動)協力法を成立させ、カンボジアPKOに初参加した歴史を。

 91年パリでカンボジア停戦協定が調印されたのをうけ、国連監視下での総選挙実施の援助者として、自衛隊…

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