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キズとカタチの総合医

やけどの傷が治っても=桜井裕之・東京女子医科大学形成外科教授

【左】手術前【右】手術後

 立春を過ぎてもまだ寒い日が続きます。前回は、やけどの発生状況の長期的な変化などについて紹介しました。今回は、やけどの傷が治った後のことについて取り上げたいと思います。

 やけどの傷を早く治すことが形成外科医の使命の一つですが、治癒後の対処も重要だからです。

 患者さんの悩みでもっとも多いのが、傷痕に関するものです。赤く盛り上がった傷痕は痛みやかゆみが伴い、外見上も目立ちます。

 この時、傷痕では毛細血管が増え、傷を修復する細胞が活発に活動しています。時間の経過とともにそうした…

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