メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

SUNDAY LIBRARY

武田 砂鉄・評『針と溝』齋藤圭吾・著

接写で表出するのは音楽に身を委ねた証

◆『針と溝』齋藤圭吾・著(本の雑誌社/税別2750円)

 音楽に「身を委ねる」という表現が好きだ。映画や演劇作品では、個人的には「向き合う」なんて感覚でいる。音楽って、没入して、同化する度合いが高い。そんな、こちらの考えに頷(うなず)いてくれる人は「ダウンロードなんかじゃ聴かないよ」と強がる姿勢にも賛同してくれるのだが、そう強がる姿勢に呆(あき)れ顔を向ける人は増える一方。パッケージで音楽を売る商法は、すっかり中年向けに特化されてきている。

 いや、音楽の聴き方はコチラが正しいのだと、つい意固地になる。身を委ねることで、こちらにも負荷がかか…

この記事は有料記事です。

残り615文字(全文904文字)

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 記者不明 「皇太子命令取り違え、将軍が殺害で収拾」報道
  2. ORICON NEWS 大阪城で“ナイトウォーク”『サクヤルミナ』12月オープン 渡辺直美「ワクワクしちゃう」
  3. サウジ記者不明 アップルウオッチ通じ録音か トルコ紙
  4. プロ野球CS 広島が2年ぶり日本シリーズ出場 8回目
  5. 埼玉・高齢夫婦殺傷 中3の孫逮捕 殺人未遂容疑で

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです