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南アフリカ

ラマポーザ大統領就任 ズマ氏辞任

 【ヨハネスブルク小泉大士】南アフリカの国民議会(下院)は15日、ズマ大統領(75)の辞任を承認し、ラマポーザ副大統領(65)が新大統領に就任した。ラマポーザ氏はズマ政権下で汚職の温床となっていた国営企業の改革に取り組む意向を表明した。

     ラマポーザ氏は同日、与野党議員を前に「国民を失望させないよう一生懸命に働く」と述べ、野党とも建設的な議論を重ねながら腐敗一掃や国民生活の向上を目指すことを約束した。

     与党アフリカ民族会議(ANC)の辞任勧告に激しく抵抗していたズマ氏は14日、国民向けテレビ演説で辞意を表明。正当な理由もなく退陣を迫られたと不満を繰り返したが「ずっと組織の方針に従ってきた」と述べ、辞任を受け入れた。

     汚職疑惑が絶えないズマ氏は昨年12月にANCの議長を退任。来年の総選挙を前にイメージ刷新を目指す与党内からは辞任圧力が急速に強まり、ANCは大統領職からの「解任」を決定。15日に下院で不信任投票を行うことが決まり、ズマ氏は1年以上の任期を残して辞任か、不信任決議による退陣かの二者択一を迫られていた。

     新大統領に就任したラマポーザ氏は、黒人解放運動を率いた故マンデラ元大統領の下、アパルトヘイト(人種隔離)体制撤廃と民主化に向けた白人政権との交渉を妥結に導いた中心人物として、その実務能力が高く評価され、マンデラ氏も自らの後継者に望んだとされる。市場は新政権誕生を歓迎しており、政府や党内の腐敗体質にメスを入れ、低迷する経済を成長軌道に乗せることを期待している。

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