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地ワイン便り

山形・南陽 酒井ワイナリー ブドウの力を生かす

名湯・赤湯の温泉街で、ひっそりと続いてきた。「ほとんど個人客だったが、最近は半分くらいが酒販店」と酒井一平社長。知名度アップに手応えを感じているという=山形県南陽市の酒井ワイナリーで

 2018年は明治維新から150年の節目である。山形県南陽市は、かつて奥羽越列藩同盟の中心となった米沢藩が治めていた。同市赤湯地区の「酒井ワイナリー」は東北最古のワイン醸造所で、1892(明治25)年に創業された。

 「今のようなブームを想像していなかったでしょうね」。5代目の酒井一平さん(39)が笑う。ろ過器などの人の手を極力加えず「ブドウ自身がワインになる力を最大限生かす」とのスピリッツを守り続けている。

 南陽市のある置賜地方でのワイン醸造の恩人は、お雇い外国人のチャールズ・ヘンリー・ダラス(1842~…

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