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不知火のほとりで

石牟礼道子の世界/65 沖宮

太古の草のそよぎが聞こえる=熊本県芦北町で、田鍋公也撮影

 <日曜カルチャー>

魂の火となりて

 2月10日に亡くなった石牟礼道子さんの新作能「沖宮(おきのみや)」が今秋、熊本市など3都市で上演される。島原・天草の乱の天草四郎を主人公にした死と再生の物語。衣装を担当する京都の染織家、志村ふくみさんは石牟礼さんの死を聞き、「生き残った私がやりとげる。やれることは何でもやる」と屈しない構えだという。

 石牟礼さんは亡くなる10日前の1月31日、「村々は 雨乞いの まっさいちゅう 緋の衣 ひとばしらの…

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