メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

SUNDAY LIBRARY

本郷 和人・評『幕末暗殺!』谷津矢車 他

たしかな手腕で読者層を広げる試み

◆『幕末暗殺!』谷津矢車 他・著(中央公論新社/税別1600円)

 平成28年春、というから今から2年前。歴史時代小説界に風穴を開けることを目的として、新進気鋭の作家たちが新しいグループを立ち上げた。その名に用いられたのが「操觚(そうこ)」の語で、「操觚の会」という。「觚」は四角い木札。紙のなかった古代中国ではこれに文字を書いたところから、觚を操るとは「詩文を作成する」「文筆に従事する」の意になる。会員は昨年11月末現在16人で会長は鈴木英治。互いに影響し合い、切磋琢磨(せっさたくま)するのはもちろん、トークイベントや書店でのサイン会などを定期的に開催し、読者とのふれあいにも力を入れているという。

 自分も細々と本を書いているので実感しているが、ともかく本が売れない。良い本だから売れるとは限らない…

この記事は有料記事です。

残り555文字(全文922文字)

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 精神疾患 55年間入院女性「退院してもおるところない」
  2. 統合失調症 実は「痩せ」と相関 藤田保健大が遺伝子解析
  3. ジャカルタ・アジア大会 「代表の自覚なかった」 バスケ4選手、買春謝罪 裁定委設置、処分へ
  4. 特集ワイド “目立つ”大人の「発達障害」 「不寛容な社会」で表面化
  5. アジア大会 バスケ4選手が買春か JOC処分、帰国の途

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです