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[ラモンクレーター(イスラエル) 18日 ロイター] - イスラエルの科学者6人が18日、南部の砂漠地方ネゲブで4日間にわたり実施した火星生活のシミュレーションを終了した。イスラエル科学技術省が明らかにした。
この「D─マース」プロジェクトはイスラエル宇宙局の協力の下、周囲から隔絶された町ミツペ・ラモンの近くで行われた。地質、乾燥度合い、外観、孤立状態が火星とよく似ているという。
衛星通信、孤独による心理的影響、放射線測定、土壌中の生命の兆候捜索など、将来の火星ミッションに関連する分野で調査が行われた。
プロジェクトに参加したヘブライ大学のガイ・ロン教授は、将来の火星ミッションの計画策定に役立てるだけでなく、一般の人々の関心を高めたり、学生に宇宙への関心を持ってもらうこともプロジェクトの重要な目的だと述べた。