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ベネズエラ

野党連合が4月の大統領選ボイコットへ

 【サンパウロ山本太一】南米ベネズエラの野党連合「民主統一会議」は21日、公平な実施を期待できないとして統一候補を擁立せず、4月22日の大統領選をボイコットすると発表した。これにより、マドゥロ大統領の再選の可能性が高くなった。与党「統一社会党」は2020年予定の国会議員選を大統領選と同日実施することを検討しており、独裁体制強化の恐れが出てきた。

     野党連合は声明で大統領選について「合法性を示そうとするショーにすぎない」と批判した。13年の大統領選で小差でマドゥロ氏に敗れた野党連合のカプリレス元ミランダ州知事(45)は公職就任を禁止されるなど有力候補の立候補は難しくなっていた。

     マドゥロ政権は今月7日、12月に実施される予定だった大統領選を大幅に前倒しすると発表。マドゥロ氏が自身に有利になるよう、野党連合の準備が整う前に設定したとみられる。

     一方、ディオスダド・カベジョ統一社会党副党首は20日、国営テレビで「野党が(過半数を)支配する国会は機能していないので選挙の必要がある」と述べ、大統領選と国会議員選の同時実施を提案した。マドゥロ氏も賛成しており、近く正式決定される見通し。

     前回15年12月の国会議員選では、野党連合が過半数を占めて三権の一つを支配。17年4~7月の連日の抗議デモを主導し、政権を揺さぶった。これに対し三権を超える権限を持つ制憲議会が同年8月に発足し、国会廃止を発表したが、国会は制憲議会を承認していない。与党は国会議員選で過半数を獲得し、マドゥロ政権が名実ともに国会を支配する体制を目指している。

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