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東京五輪・パラ

マスコットが決定 谷口亮氏デザインに

作品が東京五輪・パラリンピックのマスコットに選出され、審査会メンバーの中川翔子さん(左)から表彰される作者の谷口亮さん=東京都品川区で2018年2月28日午後0時16分、渡部直樹撮影

 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は28日、東京都品川区の区立豊葉(ほうよう)の杜(もり)学園で、大会マスコットを決める小学生による投票結果の発表会を開いた。最終候補3作品から、フリーのイラストレーターの谷口亮氏(43)がデザインした「ア」が最多得票で選ばれた。日本は過去3回五輪を開催したが、マスコットが採用されたのは1998年長野冬季五輪だけで、夏季五輪では初となる。名前は今夏に決める。

 投票総数は20万5755票。「ア」は10万9041票、「イ」は6万1423票、「ウ」は3万5291票を獲得した。「ア」は伝統と近未来のイメージを融合させ、五輪のキャラクターは市松模様、パラリンピックは触角に桜のイメージもあしらって表現された。

 作者の谷口氏は福岡県在住で、高校を卒業後に米カリフォルニア州のカブリロカレッジで美術を専攻。帰国後に路上でキャラクターグッズを販売しながら腕を磨き、これまでに通信教育大手「ベネッセコーポレーション」の教材のキャラクターなどを手がけている。谷口氏は「頭の中は真っ白です」と喜びを語った。

 過去の五輪のマスコットの選定は有識者による議論で決めることが多かったが、組織委は大会の盛り上げのため、五輪で初めて子供による投票で決定する形式を採用した。海外の日本人学校も含めて1万6769校が参加。約28万学級の約7割にあたる20万5755学級が投票した。マスコットは五輪・パラリンピックをセットで1作品として、作者を伏せて投票。投票は学校単位で一本化せず、各クラスに1票が与えられた。

 最終3作品は昨年8月に一般公募した2042作品から玩具、ゲーム会社などの若い専門家によるデザイン選考や有識者による審査を経て絞り込まれた。大会エンブレムは他の作品との類似が指摘されて白紙撤回されたため、投票前に商標権など知的財産に問題がないことも確認した。【松本晃】

「開催機運を盛り上げたい」小池百合子・東京都知事の話

 全国約20万学級もの児童たちの真剣な議論と投票により、マスコットのデザインが選定されたことを大変うれしく思う。夏には名前も決まり、このかわいらしいマスコットとともに都民・国民の皆様のわくわく感を高め、さらに開催機運を盛り上げていきたい。

「東京2020大会マスコット小学生投票結果発表会」で披露された東京五輪・パラリンピックのマスコット(後方)=東京都品川区で2018年2月28日午後0時11分、渡部直樹撮影
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