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東日本大震災による津波で、被災した岩手県陸前高田市のツバキ油工場「石川製油所」が昨年11月上旬、生産を再開した。1955年創業で、2代目の石川秀一さん(69)と妻春枝さん(68)は工場と自宅を流され、後継ぎの長男政英さん(当時37歳)も亡くした。震災から7年を前に、油造りを再開した2人は「損得よりも、お客さんが喜んでくれることがうれしい」と話す。【後藤結有】
あの日、見習修業中だった政英さんは、消防団のはんてんを着て自宅を飛び出した。「誰とでも打ち解ける子。お客様は神様という教えをしっかり分かっていた」(春枝さん)という息子は、そのまま戻らなかった。
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