メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

名作の現場

第36回/止 『万葉集』 案内人・酒井順子(その1)

大宰府展示館わきに開いた梅の花と酒井順子さん=福岡県太宰府市で、津村豊和撮影

 奈良時代の花といえば、桃でも桜でもなく梅。春を告げる香りが名歌を生んできた。『万葉集』の古里である梅の名所・福岡県太宰府市周辺を、酒井順子さんが歩く。

老若男女、歌心の小波

 「あをによし寧楽(なら)の京師(みやこ)は咲く花の薫(にお)ふがごとく今さかりなり」(小野老(おゆ))

 といえば、『万葉集』の中でも有名な歌。私はこの歌のことを、作者が住む奈良の都をたたえる歌だと思っていました。

 しかし、この度訪ねた福岡は大宰府政庁跡に、この歌の碑が。おや、なぜここに……?と思っていると、「大…

この記事は有料記事です。

残り1314文字(全文1557文字)

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 沢田研二ドタキャン 空席に不満、自身で決定「責任僕にある」(スポニチ)
  2. 高齢男女死傷 埼玉・和光市のマンションで
  3. コンサート 沢田研二さん本人が取りやめ 集客少なく不満
  4. 地面師事件 なぜ、積水ハウスはだまされたのか
  5. 地面師事件 なりすまし容疑者 本人確認で「えと」間違う

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです