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甲状腺がん

福島子ども検査 新たに1人 計160人に

 東京電力福島第1原発事故の影響を調べる福島県の「県民健康調査」検討委員会が5日開かれ、県は事故時18歳以下だった子どもらに実施している甲状腺検査で、昨年12月末までに新たに1人が甲状腺がんと診断されたと発表した。がん確定は計160人となった。検討委はこれまで「被ばくの影響は考えにくい」と説明している。

     甲状腺検査は原発事故時、県内に住んでいた子どもを対象に2011年から1巡目を開始。2巡目から事故後1年間に生まれた子どもを加えた約38万人を対象にしており、来年度に4巡目が始まる。

     検討委では県内の学校で授業や休み時間に児童生徒を集め、甲状腺の超音波検査をしていることが「強制的ではないか」との批判が一部で上がり、今後の検討課題にするとした。

     甲状腺検査を巡っては、手術の必要がないがんを見つけ、心身に負担を掛けているとの指摘があり、検査規模の縮小を求める声がある。【尾崎修二】

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