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京都

百万遍交差点で若者がこたつ 「重大事故の可能性」

京都大学前の百万遍の交差点にこたつを持ち込み居座る若者ら=京都市左京区で2018年2月25日、通行人提供

 京都大学近くの交差点「百万遍」(京都市左京区)の真ん中で2月下旬の夕方、若い男女数人がこたつを囲んで居座る姿が確認された。けが人はなかったが、京都府警は「重大事故につながる可能性があった」とカンカン。道路交通法違反(道路における禁止行為)容疑で捜査している。

 百万遍は、鴨川の東を南北に走る幹線道路の東大路通と御所の北側を東西に走る今出川通が交わる交通量の多い交差点。名前は北東にある知恩寺の通称に由来し、周辺は京大の校舎などが建ち並ぶ。

 捜査関係者や目撃者によると、2月25日午後5時ごろ、百万遍交差点で「数人の若者が道の中央でこたつに入っている」という通報が、通行人などから寄せられた。ヘルメットをかぶり、拡声機を手に演説する若者もいた。こたつには10分以上入っていたとみられ、上には鍋があった。

 駆け付けた府警下鴨署員が注意すると、こたつをリヤカーに積んで京大構内の方向へ立ち去った。翌日夜にも同じ場所でこたつに入っているグループの通報があったが、署員が来る前にいなくなっていた。同25、26日は京大の2次試験(前期日程)の期間中だった。

 下鴨署は「今回の行為に京大生が関わっているかは捜査中。命に関わる危険な行為で絶対にやめてほしい」としている。

 百万遍近辺は、大学紛争の時代には激しい火炎瓶闘争の舞台となり「無法地帯」と化したこともある。2005年には、立て看板などが並ぶ交差点角の石垣撤去を計画した大学側に反発し、学生らが石垣上にこたつ付きの露天カフェを設置して話題になった。

 近所に住む男性は「京大の構内では路上にこたつを出す学生が昔からいた」と話し、学生のパフォーマンスと推測。一方、別の男性は「あまりにも危険。自己アピールの方法が分からなくなってしまったのか」と眉をひそめる。【中津川甫】

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