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25年万博

計画「良好」…調査団長、大阪・夢洲を視察

道頓堀周辺を視察する博覧会国際事務局(BIE)調査団のメンバーら=大阪市中央区で2018年3月8日午後7時7分、平川義之撮影

 政府が大阪誘致を目指す2025年国際博覧会(万博)の開催地決定に向け、来日中の博覧会国際事務局(BIE、本部・パリ)の調査団は8日、会場予定地の人工島・夢洲(ゆめしま)(大阪市此花区)を視察した。終了後の記者会見で調査団の崔在哲(チェジェチョル)団長(韓国・駐デンマーク大使)は「調査団の暫定的な考え方としては良好だ」と述べ、計画を評価していることを明らかにした。【念佛明奈】

     一行は大阪府咲洲(さきしま)庁舎の展望台から隣接する夢洲を望み、会場予定地で誘致関係者から説明を受けた。崔団長は会見で安倍晋三首相らとの会談などに言及し「政治的な指導者や日本国民の強い支持を確認できた」と強調。「経済的な面でも実現可能性があり、インフラが適切に整備される見通しがある」と述べた。夢洲にはカジノを含む統合型リゾート(IR)の誘致計画もあるが、BIEのディミトリ・ケルケンツェス事務局次長は「万博とは全く関係ないプロジェクトと理解している」と述べた。

     調査団は会見後、道頓堀周辺を水上バスで遊覧し、調査を終えた。9日に離日する。松井一郎大阪府知事は「『途上国が(万博に)参加するのにどのような支援があるのか』と尋ねられ、各国の状況に合わせて柔軟に対応すると伝えた。大阪で万博開催は可能だと捉えてもらえたと思う」と手応えを語った。

     BIEは4月、日本と誘致レースを争うロシア(エカテリンブルク)とアゼルバイジャン(バクー)での現地調査を実施。それを踏まえた勧告が6月の総会で示され、開催地は11月の総会で加盟170カ国の投票で決まる。


    BIE調査団が評価した点

    ・万博の計画は「良好(positive)」

    ・安倍晋三首相や国民の強い支持がある

    ・政府による財政的な保証があり、経済的な面でも実現可能性がある

    ・インフラが適切に整備される見通しがある

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