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名鉄空港線

終日運休、鉄橋上で回送停止 空港への足混乱

名鉄の空港線が車両故障のために運転見合わせとなり、常滑駅で代行バスに並ぶ人たち=愛知県常滑市で2018年3月9日午前10時24分、木葉健二撮影

 9日午前6時35分ごろ、愛知県常滑市の名鉄空港線りんくう常滑-中部国際空港間で、中部国際空港発新鵜沼行きの回送電車が停電により緊急停止した。名鉄によると、電車のパンタグラフが破損し架線も損傷しているといい、常滑-中部国際空港間の上下線で運転を見合わせ、破損の原因を調べている。

 電車は回送のため乗客はいなかったが、空港島と知多半島を結ぶ現場の鉄橋上に停車したまま。原因が分からず、終電後に復旧作業を行うため、名鉄は午前11時過ぎ、終日運転見合わせを決めた。名鉄は同7時40分ごろから、常滑-中部国際空港間の代替輸送バスで対応している。

 空港は朝の出発ラッシュ時間帯に当たったが、中部空港会社によると、名鉄線の運転見合わせによる発着便の遅れや乗客の乗り遅れなどの影響は今のところ出ていないという。空港内の約10店舗では従業員の出勤が間に合わず、開店時間が遅れた。空路で到着する客には、空港のボランティアらがバスなどへの乗り換えを案内していた。【三上剛輝、太田敦子、林幹洋】

代行バスへ長い列

 名鉄常滑駅では、空港へ向かうため到着した電車から降り、代行バスやタクシーに乗り換える利用客が行列を作った。一時はバスやタクシーの待合場所に入りきらず、駅舎の外まで長い列ができた。

 代行バスを待っていた愛知県一宮市花池、愛知啓成高1年、横家世羅(せいら)さん(15)は、イギリスに同級生16人で語学研修に行く途中。「運転見合わせと聞いてびっくりした。集合場所にぎりぎり間に合うかな。寒いし最悪」と話していた。友人2人と成田空港経由で豪シドニーへ向かおうとしていた同県豊川市川西町、専門学校生、加藤優月さん(21)は、タクシー乗り場で「不通になっているのは分かっていたので早く来た。時間はあるので大丈夫」と話していた。【林幹洋】

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