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プロ野球

広島、九里VS高橋昂!先発ローテ最後の1枠へ“3番勝負”(スポニチ)

 正真正銘のサバイバルだ。広島・畝龍実投手コーチ(53)が8日、開幕の先発ローテーション残り1枠の選定に「3番勝負」を課す考えを明かした。候補は、実績のある九里と2年目の左腕・高橋昂で、それぞれ3試合の登板を予定。さらに藤井皓とアドゥワにはロングリリーフをテストし、その結果も踏まえながら先発6人を固める方針だ。

     開幕が3週間後に迫り、各パートでサバイバル競争が激化してきた。このうち開幕の先発6枠は、ここまでの起用法を踏まえると、野村、薮田、ジョンソン、大瀬良、岡田の5人が事実上決定。残る1枠を巡って九里と高橋昂が争う構図だ。

     「(今後の)登板機会は3回。投げさせてみて判断したい」

     畝投手コーチは、6番手の選定条件についてそう明言した。オープン戦や、ウエスタンリーグ、教育リーグ、社会人との練習試合を対象に、それぞれ3試合の登板を予定。現状は九里が一歩先行するが、その結果と内容で最終判断する方針だ。

     「ウチの戦いの中では、ロングリリーフも大事。若手には、今からが勝負になる」

     先発最終6枠目の選定は、ロング救援とも絡み合う。畝コーチが言うように、昨季41回を数えた逆転勝ちに、中継ぎ陣の功績は大きい。その一翼を担った九里が先発に回る場合に備えて、藤井皓とアドゥワに複数イニング登板をテスト。彼らの成否は、九里の起用法にも影響しそうだ。

     「去年のこの時期は“先発で”と言われていたけど、今年はまだ言われていないのでモヤモヤ感がある。何とか開幕ローテーションに食い込みたい」

     九里はそう力を込める。前回3日、2軍教育リーグの中日戦(由宇)は4回を2安打零封。「ボールにより力が伝わるように」歩幅を1歩~1歩半狭めたフォーム改造は「まだ完成し切れていない」と言うが、実績があるだけに歩みは順調だ。

     対照的に、高橋昂は翌4日の同戦で4回を6安打3失点。1軍春季キャンプ初参加で完走した疲労が出たのか、「腕の振りが悪かったし、直球の走りも良くなかった」としてフォーム修正に余念がない。その結果も踏まえ、左腕は強調した。

     「1試合1試合を大事に、かと言って小さくならないように、しっかりぶつかっていきたい。ここまで来たら何としても(1軍切符を)つかみ取りたい」

     運命の3番勝負。先発ラストキップをつかみ取るのは、実績のある26歳か、あるいは将来性豊かな19歳か-。 (江尾 卓也)(スポニチ)

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