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明日を探して

東日本大震災7年/7止 故郷思い生きていく 移住先で地域に貢献

自宅近くの梅林を散歩する林崎隆さん(右)と妻の恵美子さん=埼玉県熊谷市で、太田康男撮影

 東京電力福島第1原発の北約17キロ、福島県南相馬市にある集落。林崎隆さん(69)は、妻恵美子さん(67)と自宅の母屋や離れを酒と塩で清め、両手を合わせた。「お世話になりました」。代々受け継いだが、解体する家の見納めだ。「振り返るなよ」。車で埼玉県熊谷市に向かう5時間半、会話はない。二人はひたすら前を見つめた。

 東日本大震災の時は集落の自治会長だった。津波が押し寄せたが、奇跡的に残った自宅に集落の人々が集まっ…

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