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安倍晋三首相は12日、財務省の決裁文書を巡る調査結果を受け、麻生太郎副総理兼財務相の進退について「全容解明へ調査を進める責任を果たしてほしい。信頼回復へ組織を立て直すため、全力を挙げて取り組んでもらいたい」と辞任を否定した。そのうえで「行政全体の信頼を揺るがしかねず、行政の長として責任を痛感している。国民に深くおわびする」と陳謝した。首相官邸で記者団に語った。
これに先立ち、麻生氏は財務省で「私は進退は考えていない」と記者団に明言した。改ざんに関しては「財務省理財局の一部職員により行われた」と繰り返し、自身は前日の11日に事実を知ったと述べた。菅義偉官房長官は記者会見で、官邸が官僚人事を掌握していることが官僚の「そんたく」につながったとの指摘に対し「ありえない」と反論した。
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