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コロンビア

元左翼ゲリラFARC 当選ゼロ 上下両院選

 【サンパウロ山本太一】南米コロンビアで11日、上下両院議会選が実施された。左翼ゲリラ「コロンビア革命軍」(FARC)から生まれ変わった政党「人民革命代替勢力」(略称は同じFARC)が初参加したが、両院ともに議席を獲得できなかった。内戦中に多くの殺人や誘拐に関与したFARCへ厳しい国民感情が改めて浮き彫りになった。

     FARCからは両院で計74人が立候補。選管当局によると、開票率99%でFARCの得票率は上院(定数108)で0・34%、下院(同172)で0・21%にとどまり、当選者は出なかった。ただ、2016年の和平合意に基づき、FARCには両院で26年まで自動的に計10議席が割り振られる。また、和平合意に反対するウリベ元大統領が率いる中央民主党が上院で最大勢力となり合意推進派には厳しい結果となった。合意の是非が争点になる5月の大統領選にも影響を与えそうだ。

     また、FARCは今月8日、元革命軍最高司令官のロンドニョ党首(59)が、出馬表明していた大統領選の立候補を断念したと発表した。健康問題や出馬に対する抗議の強まりを理由としている。

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