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AI活用し人間を優しく 人工知能研究会/AIR(エアー)代表・佐久間洋司さん(21)

佐久間洋司さん=本人提供

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    佐久間洋司(さくま・ひろし)さん

     おおさかだい、京都大、東京大の学生や若手研究者を中心に、人工知能(AI)を研究するかんきょうづくりを進める「人工知能研究会/AIR」の代表を務めています。大阪大基工学部3年です。元々は入学した2015年、AIを学び合える環境を作るために大学内で発足した学生のコミュニティーでした。大学院生が学部生を指導したり、各分野の先生を招いて講演会を開いたりするうちに、学外の参加者が増え、AIRに発展しました。現在の参加者は約1500人。AIRをきっかけに共同のプロジェクトが生まれ、人と人がつながる場になっています。

     ロボット工学の世界的研究者、石黒浩ひろし教授の知能ロボット学研究室で学んでいます。中高一いっかんの東京都立小石川中等教育学校出身ですが、どうしても石黒先生の指導を受けたくて大阪大に進学しました。ただし興味の対象はあくまで人間の心です。

     高校生のころに取りまとめていたイベントで、友人とはきずなが深まる一方で先生とは対立してしまうごとがありました。科学や技術が発展しても、人間同士のあらそいがなくならないのはなぜなのか。人間の共感する力をうながし、争いのない世界にこうけんしたい。機械の力で人間を優しくするためにAIを活用できないか、というのが研究の動機です。

     昨年、文部科学省のこうかん留学プログラムを利用して、AI立国を目指すカナダのトロント大学に行きました。AI研究のさいせんたんで学び、日本では得られないネットワークも作ることができました。でも一番の成果は、なぜAIを研究するのか、自分のビジョンを持つことの重要性に気づけたことです。「新しい」「かっこいい」から取り組むのではなく、何かをげるための有効なツールとしてとらえる。手段と目的をはきちがえてはいけないと思います。

     目的を達成するために最良の道を選びたい。それが研究者なのか起業家なのか……。大学院に進学して研究を続け、いろいろな方と出会う中で見つけていきたいと思っています。【聞き手・中村かさね】=次回は29日に掲載

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