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今週の本棚

張競・評 『銀座カフェー興亡史』=野口孝一・著

 (平凡社・2592円)

入念な資料収集と考証

 銀座の街を歩くと、耳にする言葉には外国語のほうが多くなった。その陰には目立たない変化がある。歓楽街から買い物天国への変貌だ。外国人観光客を惹(ひ)き付けたのはブランド品の豊富さであって、盛り場の妖しい灯火ではない。日本人にとっても銀座のことを歓楽街と思う人は少なくなったであろう。しかし、ひと昔まえ銀座といえば、連想されるのは酒場の華やかな光景であった。

 去る一月十日、銀座最古で唯一のキャバレーがついに閉店し、飲酒を専門とする店はバーやパブやスナックが…

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