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データで見る東海百景

4県のJR・私鉄、バリアフリーの盲点 駅内にも優先席を 待合室、ホーム「座りたい」

 身体の不自由な乗客や高齢者、妊婦などに席を譲るよう求める「優先席」。電車内ではよく見かけるが、駅のホームにもほしいという要望がある。総務省中部管区行政評価局が昨年、調べてみたところ、愛知、岐阜、三重、静岡の東海4県で、待合室やホームのベンチに優先席を設けている事業者はゼロだった。

 「電車を待つ間、ベンチを利用したいが、座れないことが多い」。昨年4月、足が不自由という利用者から相談が寄せられた中部管区行政評価局は、同年5~6月、JR東海、名古屋鉄道、近畿日本鉄道など東海4県で鉄道事業を営む27社にアンケートした。駅に優先席を設けているか尋ねたところ、全社から未設置と回答があり「ホームのベンチを増設して対応している」「要望がない」などが理由として挙げられた。「電車内と比べ需要が低いという認識がある」と同局は分析する。

 ただ、旅行客や通勤客で混み合う大規模駅では、休憩場所を確保するのは簡単ではない。新幹線、在来線を合…

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