メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

不知火のほとりで

石牟礼道子の世界/66 詩篇

生死のあわいにあればなつかしく候=熊本県水俣市で、田鍋公也撮影

 <日曜カルチャー>

みちこ、里芋の葉を

 涙雨。緒方正人さんに言われるまでもない。2月10日は朝から雨が降り続いた。石牟礼道子さんが10日午前3時14分に熊本市の介護施設で亡くなった。それからずっと降っている。現実感のないまま、仮通夜、本通夜、葬儀と過ごす。緒方さんから「涙雨」と聞いたのは本通夜の席だ。石牟礼さんの信頼が厚い「本願の会」同志の言として印象深く聞いた。

 「加勢に来ました」。私は石牟礼さんのところに行くと、そう言うのを常としていた。亡くなる前日の夜、枕…

この記事は有料記事です。

残り1896文字(全文2129文字)

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 宮内庁 仁徳天皇陵を発掘へ 今月下旬から堺市と共同で
  2. 森元首相 「余計なことしやがって」 石破氏依頼に苦言
  3. 個人情報 本物のパスワード記載「脅迫メール」が横行
  4. ステルス戦闘機 ハリケーン直撃で大量に大破か 米国
  5. 今どきの歴史 世界遺産候補 百舌鳥・古市古墳群(大阪府) 悩ましき被葬者論争

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです