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週刊サラダぼうる・きらり

種と夢、大きく育て 宮城県美里町で有機・無農薬の農園主 ブシャン・アケボノさん

収穫したレタスを手にするブシャン・アケボノさん=宮城県美里町で

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 「アケボノ」は本名だ。宮城県北部の美里町で有機・無農薬の野菜を作る。「縁あって、この町で農業やってます」。縁はインド・ニューデリーで暮らしていた父、ブシャン・ティカシュさん(53)の来日から始まる。

 父は子供のころ、日本にあこがれた。1970年の大阪万博でインド料理に腕を振るった叔父から、敗戦後の経済発展の様子を聞かされたからだ。結婚して妻が第2子を身ごもった際、インドの新聞で、夜空がほのかに明けるころを指す日本語の「曙(あけぼの)」を知る。生まれた赤ちゃんに「アケボノ」と名付けた。夜明け前の暗闇からキラリと差し込む「曙光(しょこう)」のイメージだ。99年に単身で来日。苦労の末、仙台市にインド料理店「ヒマラヤ」を開く。2004年に家族を呼び寄せた。

 アケボノさんは13歳で日本に定住することになった。10歳で試しに暮らした経験はあったが、日本語はあ…

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