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PTSD

中学時代の暴行で、28歳が賠償提訴 兵庫

 16年前に入学した兵庫県福崎町立の中学で3年間、同級生から暴行などを受け続けた結果、心的外傷後ストレス障害(PTSD)を発症して就労できなくなったなどとして、同県に住む男性(28)と母親が26日、元同級生の男性(28)と両親、町を相手取り、計約1億9600万円の損害賠償を求めて神戸地裁姫路支部に提訴した。

 訴状などによると、原告男性は2002年4月の中学入学直後から、元同級生に殴る蹴るの暴行や追いかけ回されるなどの嫌がらせを継続的に受け、手を踏まれて骨折したことやプールに沈められたこともあった。教諭は目撃しても軽く注意する程度だったという。

 学校側は3年の秋、原告男性に常時カウンセリング室に行くよう指示。母親に「お子さんがまた問題を起こしています」などと伝えて自宅学習を促したという。原告側は「学校は加害者を擁護し、原告を隔離した。いじめの段階を超え、組織ぐるみの原告への迫害だ」と訴えている。

 別々の高校に進学した後も嫌がらせは続き、休学や転校、大学中退を余儀なくされたと主張。14年にPTSDと診断されて弁護士に相談し、提訴に踏み切った。

 当時の中学校長で福崎町教委の高寄十郎教育長は取材に「当時いじめがあったことは認識し、学校として全力で対応した。(提訴は)突然のことで驚いている」と説明した。【待鳥航志】

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