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本はともだち

第23回日本絵本賞 松本猛・選考委員長の講評

 「わくせいキャベジ動物図鑑」は超絶エンターテインメント図鑑絵本。地球をモデルに、野菜と果物を人間や動物に見立てた「わくせいキャベジ」の世界は、子どもから大人まで楽しめる。見立てと語呂合わせの絵本だが、発想の柔軟さと連想の楽しさ、ユーモアと機知に富んだ構成は見事。

     「ばけバケツ」は、バケツが転んでできた水たまりが人格を持っているという奇想天外な話。不気味な絵とのバランスもよく、オチも面白い。

     「ドームがたり」は原爆ドームを主人公にした絵本。悲惨さを前面に押し出すことなく原爆の本質を語る。美しく力強い絵もよい。「シャクルトンの大漂流」は現実にあった南極での極限冒険紀行。長編絵本だが、絵と構成と文章の魅力で引きつける。(美術・絵本評論家、絵本学会会長)

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