会員限定有料記事 毎日新聞
岐阜市は2018年度、北九州市の小倉競輪場を借りて「ミッドナイト競輪」を初めて主催する。岐阜市の競輪事業は戦後、税収不足を補う稼ぎ頭の役割を演じてきた。新年度も事業収入から一般会計へ2億円の繰り入れを予定しており、市の「大切なお財布」と言える。一方でファンの高齢化やレジャーの多様化などを背景に収益は伸び悩みが続いている。真夜中の競輪事業のスタートを機に、岐阜競輪の軌跡をたどった。【高橋龍介】
「競輪事業は、もうかっているのですか」「はい。大体、毎年2億~3億円を一般会計に繰り入れていると思…
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