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厚労省

オンライン診療、初診は原則禁止 医師向け指針

 厚生労働省は29日、スマートフォンなどを使って遠隔地の患者を診察するオンライン診療について、医師向けの指針をまとめた。生活習慣病の定期的な診察での活用を推奨して普及を図る一方、初診は原則禁止するなど一定の歯止めをかけた。30日に自治体に通知する。

     オンライン診療をした医療機関は4月から再診料に相当するオンライン診療料を請求できる。これを前にオンライン診療のあり方を指針として示した。

     指針は、研究目的など医師の都合ではなく、患者側の要望に応じて実施することを明記。診察の頻度や急変時の対応方針などを診療計画にまとめ、医師と患者とで合意することとした。

     また、オンラインでは触診ができず、疾病の見落としや誤診などの恐れがあることから、初診は原則、対面診療に限る。プライバシーの漏えいを防ぐため、医師に情報通信機器について十分なセキュリティー対策を講じるよう求めた。

     望ましい活用例として、生活習慣病の人の定期的な通院の一部を代替することなどを挙げたが、個別の病名は例示せず医師の判断に委ねた。一方、向精神薬の転売や保湿クリームの美容目的での使用が疑われる場合には、対面で確認せずに処方するのは不適切な例だとした。【熊谷豪】

     ◆オンライン診療の指針(ポイント)

    ・医師の都合ではなく、患者の求めに応じて実施する

    ・診療内容や頻度などについて診療計画にまとめ、患者と合意する

    ・初診は対面診療を原則とする

    ・医師は十分な情報セキュリティー対策を講じる

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