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競馬

ドバイ国際競走 ヴィブロス、連覇ならず 日本勢最高2着(スポニチ)

 日本から総勢14頭が挑んだ「ドバイ国際競走」が31日(日本時間1日未明)、ドバイのメイダン競馬場で行われた。G1ドバイターフ(芝1800メートル=優勝賞金約4億320万円)は地元UAEのベンバトル(牡4)が後続に差をつけて優勝。G1馬4頭を含む5頭が挑んだ日本勢は前年優勝馬ヴィブロス(牝5=友道)が無念2着惜敗。日本馬の3年連続Vはならなかった。G1ドバイシーマクラシック(芝2410メートル=同4億320万円)に出走した日本馬勢はレイデオロ(牡4=藤沢和)の4着が最高。ドバイワールドC(ダート2000メートル=同6億7200万円)のアウォーディー(牡8=松永幹)は6着入線。

     過去の優勝馬2頭を含む5頭の日本馬が出走したドバイターフ。白熱の直線は早めに抜け出したベンバトルを日本の精鋭3頭が猛然と追い上げる。だが、独走態勢に入った地元馬は最後まで粘り強かった。

     昨年Vのヴィブロスは2着。史上初となるドバイターフ連覇には届かなかった。C・デムーロは「ここ最近のヴィブロスは日本で十分な力を発揮できていなかったと聞いていたが、今日は十分リラックスしていた。馬は頑張りましたが、勝ち馬は強かったです」と相手を称えるしかなかった。

     一線級の牝馬が5歳まで走るケースは決して多くない。ビッグタイトルを手にした馬ならなおさらだ。それでもヴィブロスの陣営は早々に“もう1年”と決めていた。佐々木主浩オーナーが「なるべく長く走る姿を見ていたいし、去年勝った時に来年も行こうと思いました」と語れば、「普段の様子を見ていても、ドバイがめちゃくちゃ合っているからね」と友道師。適性を確信し、この一戦に向けて全てを注ぎ込んだ上での参戦だったが、実を結ぶことはなかった。

     一方、レース2勝目を狙った2年前の優勝馬リアルスティールは同じ日本馬のディアドラと3着同着ゴール。惜しくも快挙達成を逃したが、矢作師は「本当に休み明けでよく頑張った。例年より時計が速く、勝った馬は強かったね。4着かと思ったけど3着で馬券に貢献できたからよかった」とねぎらいの言葉をかけた。

     苦境を乗り越えての参戦だった。同じく父ディープインパクト×母の父ストームキャットの配合であるサトノアラジンが今年から種牡馬入りしたことも考慮して、現役続行が決定。しかし、大目標のドバイに向けての調整は遅れに遅れた。「2月に牧場で見た時には“間に合うかな……”と心配になった」と矢作師。それでも、さすがは百戦錬磨のベテラン。帰厩後はひと追いごとに調子を上げて大一番へ。最高の結果は得られなかったが、ベストは尽くした。

     曽祖母は80年代に名をはせた名牝ミエスク。近親には名種牡馬キングマンボの名前があり、その血統が評価されて、すでにオーストラリアからは種牡馬としてのオファーも届いている。「何としても種牡馬としての価値を上げたい」と矢作師。残り1年を切った現役生活で、もうひと花咲かせたい。(スポニチ)

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