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御園座

再開 「予想以上に立派」

 御園座(名古屋市中区)は1日、再開場し、真新しい舞台でこけら落とし公演「四月大歌舞伎」が始まった。松本白鸚(はくおう)さん、幸四郎さん親子が襲名披露し、白鸚さんは「口上」で「感無量の思いがいたします」と地元ファンに感謝の言葉を述べた。

     歌舞伎をメインとする劇場の5年ぶりの再開とあって、着物姿の観客も目立った。

     愛知県豊田市の主婦、須賀友子さん(55)は「お祝いをするために和服を着て来ました。予想以上に立派で驚きました」と新劇場に感心した様子。名古屋市瑞穂区の医師、村上京子さん(57)は「幸四郎さんの演技は若々しく、こけら落としにふさわしい」と観劇を楽しんだ。

     にぎわう劇場の復活に、御園通商店街振興組合副理事長で、近くで宝飾・バッグ店を営む伊藤巧さん(81)は「改築工事中は、人通りも減っていた。この日が待ち遠しかった」と喜んだ。【岡村恵子】

    歌舞伎文化、根付かせよう 「ソムリエ」おくだ健太郎さん

     歌舞伎の楽しさを伝える「歌舞伎ソムリエ」として活動するおくだ健太郎さん(52)、東京都=も1日、御園座を訪れた。かつて、歌舞伎の音声ガイドを担当するために通った劇場の再生に「おかえり、御園座」と心の中で歓声を上げた。おくださんは名古屋市出身。御園座は東海高校在学中、学校行事でも観劇に訪れた思い出の場所だ。

     2013年3月の御園座閉場後、「歌舞伎がなくなるわけではないことを発信しよう」と、同年5月から名古屋市内で「おくだ会」を開き、レストランなどで歌舞伎の魅力を語ってきた。

     待ち望んだ再開の舞台。幕が開き始めた瞬間に、客席から大きな拍手が湧いた。「いかに名古屋のファンが御園座の再開を待っていたのか、よく分かりました」と話す。

     一方で、「今後も名古屋での歌舞伎人気を絶やさずに続けていくこと」を自らの課題とした。公演を見終わり、「感慨にひたるというよりはスタートです。観客も文化を担っていく空気を広げていくため、どういうお手伝いができるか」と気を引き締めた。【岡村恵子】

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